2018年12月30日

大河朗読講演『流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生』セシオン杉並大ホール/BS TBS大型新報道番組『1930』出演報告

30日余りにわたり開かれた『愛新覚羅浩展』― ラストエンペラーの実弟に嫁いだ日本人女性の愛と苦悩 ―(杉並区立郷土博物館)が終了し、6000人を超える方々が会場に足を運んで下さいました。

■BS TBS大型新報道番組『1930』が放送され、大きな反響を頂きました。

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『愛新覚羅浩展』―ラストエンペラーの実弟に嫁いだ日本人女性―

関連して開かれた大河朗読講演『流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生―語り継ぐ歴史』(セシオン杉並大ホール)も盛会のうちに無事終わらせることが出来、ほっとしています。

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1時間半の大河朗読講演


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前半は激動の日中の歴史と愛新覚羅溥傑一族の軌跡


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後半は拙著『流転の子』のハイライトシーンの朗読を迫力の音響と共に語ります。


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会場にお越しいただいた皆様、応援頂いた皆様には心から感謝しています。


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有難うございました。心より。


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講演後のサイン会にも多くの皆様がご参加下さり、
愛新覚羅家ゆかりの「絆の朝顔の種」をお配りしました。



有難うございました。感謝を込めて。      
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2018年11月19日

11月 23日(金)BS TBS大型報道番組『1930』に出演/
24日(土)『ラストエンペラー』上映会 セシオン杉並大ホール

杉並区立郷土博物館で開かれ、連日多くの観覧者が詰めかけている『愛新覚羅浩展』―ラストエンペラーの実弟に嫁いだ日本人女性の愛と苦悩― が11月 23日(金)BS TBSの大型報道番組『1930』で取り上げられます。

私も出演します。
平日ゴールデンタイム19時30分~20時54分までの一時間半にわたる生放送です。
番組情報はこちら
http://www.bs-tbs.co.jp/houdou1930/

■番組後半の<文化情報部>という枠での出演です。
20時30分ごろから45分ごろまで時間帯に放送予定です。

特別展では日本と中国、激動の歴史を生きた愛新覚羅溥傑一族の歴史を伝える資料約百点が展示されています。番組では展示品の解説を含めた私のインタビューが放送されます。

■特別展については詳しくは
http://www.city.suginami.tokyo.jp/event/kyouikuiinnkai/kyodohakubutsukan/1043855.html







関連イベントとして
■11月24日(土)には清朝最後の皇帝愛新覚羅溥儀の数奇な人生を描いた映画『ラストエンペラー』がセシオン杉並大ホールで上映されます。
詳しくは
http://www.city.suginami.tokyo.jp/event/kyouikuiinnkai/kyodohakubutsukan/1043855.html

お問合せ先
杉並区立郷土博物館
〒168-0061 杉並区大宮1‐20‐8
TEL 03-3317-0841 
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2018年10月21日

11月4日(日)大河朗読講演
『流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生』
セシオン杉並大ホールで開催 先着500名無料/
『愛新覚羅浩展』始まる

展覧会と大河朗読講演のお知らせです。
■『愛新覚羅浩展』―ラストエンペラーの実弟に嫁いだ日本人女性の愛と苦悩―
が杉並区立郷土博物館で開かれます。期間は10月27日(土)〜12月2日(日)。

関連イベントとして
■11月4日(日)には秘蔵写真など貴重な資料で綴る大河朗読講演『流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生―語り継ぐ歴史』をセシオン杉並大ホールで行います。

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日時:11月4日(日)午後2時〜4時
講師::本岡典子(ノンフィクション作家)
会場:セシオン杉並ホール(杉並区梅里1-22-32)
アクセス:東京メトロ丸ノ内線「東高円寺」下車徒歩5分
入場料:無料
定員:500名(先着順)

予約不要 当日会場にお越しください。

皇弟溥傑と嵯峨侯爵家の令嬢嵯峨浩の二女として生を享け、わずか5歳で動乱の大陸を流転した愛新覚羅嫮生。日本と中国、激動の歴史に引き裂かれてもなお愛を貫いた一族の真実の物語。著者によるスペクタクル朗読講演です。

ご来場を心よりお待ちしております。

講演会の詳細は
http://www.city.suginami.tokyo.jp/event/kyouikuiinnkai/kyodohakubutsukan/1044635.html

■『愛新覚羅浩展』
本展では、政略結婚を前にして、浩が不安と覚悟などの入り混じった真情を吐露した書簡を初公開します。あわせて、婚礼装束や愛新覚羅家に関する資料を展示し、時代の荒波に翻弄されながらも、戦中戦後の苦難を生き抜いた「愛新覚羅浩」の生涯を、日中平和友好条約締結40周年という節目の年にたどります。


本展の詳細は
http://www.city.suginami.tokyo.jp/event/kyouikuiinnkai/kyodohakubutsukan/1043855.html

お問合せ先
杉並区立郷土博物館
〒168-0061 杉並区大宮1‐20‐8
TEL 03-3317-0841
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2018年06月27日

7月1日(日)関西学院大学【K.G. Tokyoフェスタ2018】開催 グランドプリンスホテル新高輪「飛天」

母校関西学院大学同窓会東京支部の祭典、K.G. Tokyoフェスタが2018年 7月 1日(日)グランドプリンスホテル新高輪「飛天の間」(11時~15時)で開催されます。

「K.G.スピリット!集まれ」をスローガンに、関西学院大学のキャンパスで過ごした青春の記憶を共有する若手世代と先輩たちが一堂に会し、夏のひと時を楽しみます。

私は<2部>の座談会に登壇します。
第2部 座談会
(テーマ)「”K.G.スピリット” 各界で活躍する同窓生から未来への提言」です。

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それぞれの世界でキャリアを積む4人の登壇者が、学生時代、関学で学んだこと、得たこと、関学が今の人生や仕事にどう影響を与えたか。さらに関西学院の未来への提言を語ります。

登壇者は
井谷善恵 東京藝術大学グローバルサポートセンター特任教授(79年文)
堀古英司 NYホリコ・キャピタル・マネジメントLCC最高運用責任者(88年経)
松本克己 日本フィルハーモニー交響楽団 ヴァイオリニスト(77年理)
本岡典子 ノンフィクション作家・元ニュースキャスター(78年社)
の4人です。
宍戸博昭 [座談会ファシリテーター]
               共同通信記者・NHKBS NFL解説者

第3部 交流会 音楽:弦楽四重奏(関西学院交響楽団OB弦楽四重奏団)
美味しい食事と飲み物片手に、昔懐かしい同窓の方々との語らいを楽しんで
頂きます。      

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

詳細は関西学院同窓会東京支部ホームページ(下記URL)から
http://www.kg-tokyo.com/blog/

K.G.Tokyoフェスタ2018のご案内
http://r31.smp.ne.jp/file/7btYeiH7ci0DfDYzEEf3XV8f/2018festa
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2018年03月18日

3月6日発売『歴史群像』(4月号/学研)
「海兵六十八期」日米戦で最も戦死率の高かった悲劇のクラス

広島県呉市の江田島にある海軍兵学校はイギリス王立海軍兵学校(ダートーマス)、アメリカ合衆国海軍兵学校(アナポリス)とともに世界三大兵学校と呼ばれていた名門校でした。
昭和二十年(一九四五)の敗戦により大日本帝国海軍が消滅するまで七六年に亘り、多くの海軍士官(将校・少尉以上の職業軍人)を輩出したエリート養成学校です。

今回の掲載は太平洋戦争勃発の一年前に卒業し、開戦時には最前線に立った六十八期のドキュメントです。




激動の時代に生まれ、日中戦争のさ中に海軍兵学校を卒業。日米戦においては中核となって戦った六十八期は、戦日米戦時、兵学校の歴史の中で最も高い戦死率で、「悲劇のクラス」と言われています。六十八期のそれぞれの戦いと、背負った人生、残された者たちの物語を描きました。

終戦時、六十八期の戦死率は兵学校史上最も高く、水上艦五〇・四パーセント。潜水艦八〇パーセント、航空機七八・三パーセント。悲劇的な最期でしたが、彼らは掛け替えのない青春の時期を江田島の海軍兵学校で過ごし、濃密な青春の時期を希望と自負をもって生きました。

彼らは海兵最後の平時教育を受けたクラスでした。英国から英語教師を召喚し英語を学び、第二外国語は独・仏・中国・露を選択して習得。フランス式のテーブルマナーを学び、乗馬をし、学内で自由に自動車に乗り、「世界に通じる船乗りたれ」「軍人である前に紳士たれ」という英国風の紳士教育を受けたのです。

今回の掲載では、五人の生徒の鮮烈な短い生涯を追いました。

■本岡貞久少佐
殊勲の「伊一六五潜」「伊二十一潜」の士官として「マレー沖海戦」「キスカ奇跡の撤退作戦」などで活躍しましたが、日本海軍潜水艦戦の悲劇を体現していきます。




■鴛淵孝少佐 「零戦」「紫電改」を操り、海軍パイロットの至宝と言われましたが、終戦の三週間前、米艦載機約500機と死闘の末、未帰還となりました。




他に
■広尾彰大尉 
緒戦で真珠湾特別攻撃隊に選ばれ、クラス最初の戦死者となり、「九軍神」の一人として祀られます。

■酒巻和男少尉 
同じく真珠湾特別攻撃隊に選ばれながら、特殊潜航艇の不具合から座礁し、捕虜第一号となり、苦難の人生が始まります。山崎豊子の遺作『約束の海』の未完の第二部のモデルでもありました。

■山岸計夫大尉
クラスヘッドで六十八期の精神的支柱。将来軍を背負って立つことを嘱望されていたが、ベララベラ夜戦で艦と運命を共にしました。

この五人を中心に、五年に亘る取材を基に描いた海軍青年士官たちの魂に迫るノンフィクション。残された者たちの今に続く物語です。
posted by noriko-motooka at 11:26| コラム

2017年11月25日

嵯峨浩未公開書簡
「政略結婚」に揺れる浩 決意と覚悟
読売新聞/『週刊新潮』掲載

「流転の王妃」と呼ばれた嵯峨浩の未公開書簡が記事になりました。

関東軍が仕組んだ満州帝国皇帝溥儀の実弟溥傑との「政略結婚」に揺れる侯爵家令嬢嵯峨浩の未公開書簡21通と写真3枚がオークションに出展されることを受けたものです。

11月17日と22日に読売新聞社会面と『週刊新潮』に、私のインタビューも掲載されています。


読売新聞 社会面 11月17日掲載



『週刊新潮』11月22日発売/11月30日号


浩さんは特権階級の女性でしたが、激動の日中の歴史の中で、想像を絶する苦難の時代を生き抜いた女性です。

敗戦後は国共内戦下の大陸を家族離散、中国民衆の罵倒に耐え、密告、裏切り、病魔、一族の死に遭遇しながら、娘愛新覚羅さんとアヘンに侵された皇后(帝后)を護り、凄惨を極めた逃避行の末、本国への奇跡の生還を果たしました。戦後は大陸での別離から16年後、まだ国交が開かれていなかった中国に渡り、日中の懸け橋として自らのなすべき責任を果たしつつ、夫溥傑の深い愛に包まれ生涯を閉じました。

「とうとうあきらめて私は死んだつもりで国の為に結婚しなければならなくなりました」。婚約発表までの手紙は、揺れる内面を吐露した数少ない書簡です。

「御国の為になることなら私はどうなろうと、満足でございます」。婚約発表の当日、昭和12年2月9日に出された手紙からは、運命を受け入れる覚悟と決意。今後想像される波乱の人生を自らの意思で生き抜こうとする強い信念が感じられ、初めてこの手紙を読んだ私にとっても感慨深いものでした。

浩さんの流転の生涯を思うとき、どんな困難があろうと、誇りをもって光に向かって歩き続けた女性のひそかな真情を伝えるこの手紙が、今後、願わくば、心ある人のもとで保護され、大切にされますことを愛娘である福永(旧愛新覚羅)嫮生様と共に祈ります。
posted by noriko-motooka at 15:27| コラム

2017年09月10日

特別企画「100年ライフ」
月刊『潮』10月号(9月5日発売/潮出版社)

今月18日の「敬老の日」にあやかった特別企画です。
6ページに亘って「100年ライフ」の針路について語ります。


拙著『100歳夫婦力!二人で始めるピンピン・キラリ』(中央公論新社刊)出版から1年半になりますが、まさしく「時代はアラハン!」です。

百寿者の人口は2016年6万5692人になり、半世紀で400倍になりました。日本はかつてない超長寿社会を迎えています。


今回の企画では
●健康なアラハン夫婦に共通するのは、誠実な人柄と壮年期の「転婚」の成功していること。
●最新医学や疫学から、夫婦関係や妻の健康、夫の家庭内自立度などが、互いの寿命に大きく影響していることなど、詳しく語ります。
posted by noriko-motooka at 14:44| コラム

2017年06月11日

関西学院大学博物館企画展
『日中のかけはし−愛新覚羅溥傑家の軌跡−』開催中

母校 関西学院大学博物館で企画展『日中のかけはし−愛新覚羅溥傑家の軌跡−』が開催されています。
■会期 2017年6月5日 (月)〜7月22日 (土)まで。

詳しくはこちらから
http://museum.kwansei.ac.jp/exhibition/exhibition01/

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関西学院大学博物館で初めて開かれた企画展『愛新覚羅家の人びと』から2年が経ち、第2弾の企画展です。

思えば関西学院大学と拙著『流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生』(中央公論新社刊)』は不思議な縁で結ばれています。拙著出版からまもなく、私の母校である関西学院大学から嬉しい知らせが届きました。14年に開館予定の関西学院大学博物館(建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で有名な時計台・旧図書館を改装)で、拙著の主人公である福永嫮生氏所蔵の愛新覚羅溥傑一族の歴史資料の研究・保存・展示が決まったのです。

私も同博物館の共同研究員・開設準備室アドバイザーとして微力ながら努めさせて頂くことになりました。

そして、2015年、同博物館で2ヵ月に亘って企画展『愛新覚羅家の人びと』が開催され、私も2度に亘って単独講演と嫮生氏との対談講演を関西学院大学中央講堂で行わせて頂き、合せて1500人に及ぶ皆さまの聴講を得ました。

嫮生氏のご両親にあたる溥傑・浩夫妻の波瀾の人生は、これまで幾度となく映画・ドラマ・ドキュメンタリーなどで取り上げられていますが、福永嫮生氏所蔵の「愛新覚羅溥傑家歴史資料」は、個人の所有であったために、これまでほとんどが公開されることがありませんでした。しかし、日中近現代史を研究する上で貴重な資料群です。

拙著取材時に、嫮生氏所蔵の多くの資料に触れ、私はこの歴史資料群の散逸を懸念し、「何とか公に保存したい」と願ってきました。何よりも嫮生氏自身が恒久保存への強い熱意をお持ちでした。拙著にも描いた170通にも上る父溥傑から娘嫮生への手紙、16年の別離の間に溥傑・浩夫婦が交わした愛の書簡や書画の数々は、日中の歴史のうねりの中で何度も引き裂かれながら、強い絆で結ばれた一族の生きた歴史資料でもあります。

第2弾となる今回の企画展は、前回の企画展出品の資料以外のものを中心に、激動の時代を生きぬいた溥傑一家の軌跡をたどります。特に日中のかけはしとなるべき思いのこもった書簡や漢詩等を展示します。また、「満洲国」の時代を中心に、満洲ツーリズムに関わる資料(旅行案内書、地図など)を通して、溥傑一家以外の人々の満洲への認識についても触れています。これらの展示から、日中のかけはしになろうとした愛新覚羅溥傑家について思いを馳せて頂ければ幸いです。

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今回は7月1日に関西学院大学の阪倉篤秀教授が『国の歴史・人の歴史―「満州国」と愛新覚羅溥傑浩夫妻』と題して講演されます。

博物館は、甲山を背にキャンパス中央にそびえる美しい建物です。赤い瓦に乳白色のスタッコ塗壁の対比が鮮やかなスパニッシュ・ミッション・スタイルの建造物で、関西学院大学の象徴でもあります。ぜひ、お立ち寄りください。
 
会 場
関西学院大学博物館(時計台2階展示室)
休館日 日曜日
入館料 無料
posted by noriko-motooka at 11:28| コラム

2017年05月14日

『婦人公論』(5月9日発売・5月23日号)
料理研究家 堀江泰子氏追悼対談

2014年、『婦人公論』の短期連載「百年愛―あなたともに生き続ける」と、昨年、出版した『100歳夫婦力!二人で始めるピンピン・キラリ』(中央公論新社)1月10日 新刊リリース!でもご登場頂いた料理研究家の草分け的存在堀江泰子氏が94歳で逝去されました。
今年3月3日、端午の節句の旅立ちです。

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婦人公論 2017年5月23日号(5月9日発売)
定価570円(本体価格528円)


泰子先生は、47年間出演したNHK総合テレビ『きょうの料理』、日本テレビ系列『キューピー3分クッキング』などで人気を博しました。

「手軽な食材で、手間を省いて、美味しい家庭料理を楽しく作る」というコンセプトが主婦層の心をつかみ、高度経済成長期の活力あるニッポンを食卓で支えました。誌面では娘、孫と三代にわたって料理研究家として活躍する愉快な大家族の食と長寿の秘訣を娘ひろ子先生と孫さわこ先生に語り合って頂いております。構成はわたくしが担当しました。




泰子先生のお料理だけを食べて、夫君の正夫氏は101歳の今も「ピンピン キラリ」で、健康長寿の優等生です。互いに尊敬し合って、愛情いっぱいの素敵なご夫婦でした。


堀江家は毎晩6時30分には4世代が食卓を囲むことが決まりです。毎回30品目以上の食材が並び、大皿に煮物、和え物、炒め物、焼き物…。年齢差は100歳ですが、みんなで同じものを食べることが一番の健康の秘訣です。

夫君の堀江正夫氏は元陸軍大尉として第2次大戦でもっとも悲惨な戦場といわれた東部ニューギニア戦線を生き抜かれ、戦後は陸上自衛隊陸将、参議院議員を務められました。現在は東部ニューギニア戦友・遺族会会長として、戦後、今に至るまでパプアニューギニアで戦死者の慰霊と遺骨収集に尽力されています。

おやさしく温かい正夫先生のお姿を思い、明朗闊達で美しく気品ある泰子先生のお声が今もこだまします。

泰子先生は最後まで皆様の愛情に支えられ、幸せに旅立たれたとのこと。
「やりたいことをやって生きてきたので、思い残すことはありません」
と笑顔でおっしゃったお言葉が脳裏をよぎります。

在りし日のお姿を偲び、泰子先生のご冥福をお祈り申し上げます。
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2017年04月16日

『流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生』
大河朗読講演・講演録が全面公開されました

母校 関西学院大学で行われた大河朗読講演『流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生ー相依って命を為す 愛と再生の物語を今に問うー』の講演録が関西学院大学出版会より刊行され、講演内容が全面公開されています。


関西学院大学 西宮上ヶ原キャンパスではこれまで4度の講演会を行い、2000人近い方々の聴講を得ました。

拙著『流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生』の取材秘話を交えながら、本編朗読と数々の秘蔵歴史写真、音楽で綴る一時間半の「朗読映像講演」を大河ドラマの趣でお届けするものです。

2013年は西宮市文化振興財団主催で。2015年には関西学院大学主催で2度にわたり開催されました。関西学院大学博物館で『流転の子』ゆかりの愛新覚羅一族の歴史資料が寄贈保存されたことを記念して企画展が開かれ、その一環として関西学院大学主催で記念講演が行われたものです。

『流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生 -語り継ぐ歴史』と愛新覚羅嫮生様(現福永嫮生)をお招きした『愛新覚羅家の人びとー相依って命を為すー』の対談講演です。中央講堂を満席にして多くのメディアが詰め掛けました。

2016年は三井住友信託銀行主催による朗読と愛新覚羅嫮生様との対談で綴る大河朗講演会『流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮生』レセプションホール・学生会館行なわれました。


今回は2013年(西宮市文化振興財団主催)で行われた大河朗読講演『愛新覚羅家の人びとー相依って命を為すー』の講演会の模様が全面掲載されています。



本書に収録されている講演録の一部と愛新覚羅溥傑一族の歴史写真



講演では50枚を超える貴重な歴史写真を使用していますが、本書では掲載ページの都合で10枚ほどになっています。

西宮は谷崎潤一郎、井上靖、織田作之助、大岡昇平、野坂昭如、宮本輝、田辺聖子らの名作の舞台となりました。また、遠藤周作、小松左京、村上春樹、黒岩重吾、今も小川洋子ら大物作家が暮らし、近代文学の聖地とも言われています。

本書では『流転の子』講演録のみならず、後藤正治、有栖川有栖、かんべむさしら著名なジャーナリストや作家、研究者の講演録が収められています。お手に取って頂ければ嬉しいです。

■『流転の子』の大河朗読講演へのお申し込みは本HP
講演
http://noriko-motooka.com/lecture.html
あるいは
mail@noriko-motooka.com
より
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